カナダU17★世界でメダル獲得!どんな育成したの?〜カービー・シィープ氏に聞きました!〜

(読みおわり目安:3分)

(対象:U12〜18の育成に関わる方)

こんにちはっけよい!もりもりでごわっす♪

…今回のテーマはこれ ↓

カナダU17★世界でメダル獲得!どんな育成したの?

〜カービー・シィープ氏に聞きました!〜

お気軽にシェアどうぞ

くわしくはのちほど…

 

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(あとがき)

6月に学んだことをシェア!

T’s Factory主催 オンラインクリニック』

参加しました♪

★2日間に分けて、それぞれ2時間

★通訳をまじえ、日本語訳あり

という内容!

 

はじめに、カナダのバスケ事情を!

NBA30チームの中で唯一、

トロント・ラプターズがあるように

めっちゃ強い国なんです!

(↑旧エア・カナダ・センター)

バスケットについては…

育成プログラムが成功している国!

.

☆2019年のNBAドラフト指名、

アメリカに次ぎ2番目に多い国!

.

☆過去の指名選手として、Anthony Bennett、

Andrew Wiggins、RJ Barrettなど

.

☆FIBAランキング

男子:2位(日本48位)
女子:5位(〃:10位)
.
↓↓↓
☆ユース(U18)
男子:2位(日本25位)

女子:4位(〃:11位)

.
☆主な成績
・2017年
男子:FIBA U19 World Championship優勝
女子:〃 準優勝
・2019年
男子:FIBA U16 World Championship準優勝

これだけ成績を残しているならば、

育成に秘訣があること、間違いないですね!

 

カービー・シィープ氏って?】

★現在指導

マニトバ大学

(2009年〜)

男子バスケットボール

7年連続ポストシーズンも達成

.

★カナダ代表コーチ

U17

2010年 世界選手権:銅メダル

2017年 〃:金メダル

.

★卒業

ウィニペグ大学

ビクトリア大学

.

★選手指導

Andrew Wiggins, Anthony Bennett,

Nik Staukas, Dillon Brooks, など

将来のNBA選手にも指導

.

★ファシリテータ

NCCP Master Learning

過去20年間、数百人のコーチを養成

世界一の経験もありますし、

輝かしい経歴の数々ですね!

 

テーマについて!

カナダの育成プログラム

 

(質疑応答の時間もあり)

今回は〜、

学んだ内容

・もりもりが考えたこと、質問したこと

“10の話”書きます!

もくじ

1、はじめのコトバ

2、指導の優先順位

3、ユースコーチの10カ条

4、カナダ育成の歴史

5、ピック&ロール、どの年代から?

6、特に教えたいコト

7、ウォームアップ例

8、名言

9、バスケットの楽しさとは?

10、日本U15はゾーンDF禁止。どう思う?

(※メニュー紹介もありましたが、

コーチングフィロソフィーを主に書きます!)

※この記事のオススメ読み方

 

ムービーを3つ紹介!

長時間ムービーなので、

一度最後まで読んでから、

興味あるものを視聴すると良いかも♪

 

1、はじめに…

勝ちも大切であるが、楽しみながらプレーを。

選手たちから、多くのことを学んだ。

 

コーチとして…

勝ち負けは起きるが、選手個々のことが重要。

→U14試合、50点差で勝った。

しかし、“勝ったから”良いのか?

→大学チームと試合、100点差で負け。

“負けたから”それが悪いのか?

↓↓↓

そうではない。

勝ち負けだけでなく、プロセスが大切。

本日は、コーチや選手たちにとって、

何を大切にすべきか話していく。

 

2、指導の優先順位

『勝利のために、各レベルで何を与えるべき?』

★レベルが低い場合(順に)

・フィジカル

・テクニカルアビリティーズ

・タクティカル 〃

・メンタル 〃

(↓ 順が逆になり…)

★レベルが高い場合(順に)

・メンタルアビリティーズ

・タクティカル 〃

・テクニカル 〃

・フィジカル

(↑ この通り、貴重な資料!)

※レベルが高いとは、プロのような選手

思ったこと

育成年代の若い時期からこそ、

フィジカルの優先順位が高いんだなぁ!

ケガしないカラダづくり など、

フィジカルにも多くの考え方がありますが、

トレーナー専門家のアイデアを入れたいですね。

 

3、ユースコーチの10カ条(抜粋)

方法を教えるコト、コーチングのコト、

全く別のこと である。

★コーチング

こどもたちと向かい合って、教えるということ

→方法をこなすのではなく

.

子供たちにとって、

“楽しさ”は最大のモチベーション!

.

徐々に負荷を上げていくこと

たとえば、

・左右できるように

・顔を上げて

・コンタクト(接触)を入れて

・課題を出しながら

などなど!

意欲を持たせるアプローチ方法として、

やはり『練習を楽しむこと』!

→練習前後に、本人が

少しでも成長を感じられれば良い

 

…加えて話すと、難易度の設定について、

“ウィークハンド”を使う練習は、あえてよくやる

自身の経験としては、

コーチは はじめに、“走り方”を教えてくれた

とあるNBA選手の秘話

ゴールデンステート・ウォリアーズの

アンドリュー・ウィギンズ選手もカナダ!

https://youtu.be/jPpwM8LTKRM

カービー氏の印象に残っているプレーは、

『ブロックではなく、両手でキャッチしたコト』

彼は、フィジカルに恵まれているそうで、

父はNBAで10年、母はオリンピック選手である!

 

4、育成の歴史は?

2009年、育成始まった。

→育成の積み重ねで、代表チームが良い結果に

→何にフォーカスすべきか、

日々意識して取り組むことがチームに大切

(もりもりから質問)

Q、フォーカスとは具体的に何?

.

→チームとして…

初めは、だれも知らないチームであった。

『ワールドチャンピオンシップに出ること。

そのために3位以内に入ること。』

.

ベネズエラに勝って、3位に入れた

その後、負けた相手はアルゼンチンだったが、

勝てた試合だった…(^^)

選手だけでなく、コーチ育成もとても大切

→現在のコーチたちに、会いにいったり

毎年、州の200人以上集まったり

コーチたちが色々なものをシェアする機会

(右は、スティーブ・ナッシュ氏!)

 

一番大切にしていることは、選手の“聴く力”

→コーチが何も言わない方が良い時もある

 

備考として…指導の際には

コーチライセンス、基本的にはいらない

教育という感じ

団体が提供している学びもある

思ったこと

2009年から始まったとは、

歴史が意外と浅いことにびっくり!

また、育成に関して、以下の話も↓

最初は手探りであったよ(苦笑)
失敗を重ねつづけたよ
どこかの国を参考にすることはなく
コーチたちとコミュニケーションを
大切にすることを心がけた

大学で修士号(コーチング)を取得している

カービー氏ですので 相当な知識はあると思います。

しかし、他国を参考にすることはなかった、

という話は意外でした!

 

5、ピックアンドロール、どの年代から?

何才でというより、ベーシックなことをやってから。

何才でというのは、コーチが考えていく。

オフボールスクリーンについても、

プレーを教えるだけでなく、

選手が考えることを大切に

 

1on1は、年令に関係なく、よくやる。

しかし、ただやるだけでなく、

ゲームのシュチュエーションで。

たとえば、スキップパスからのアドバンテージなど。

 

なお、システムとして以下のものがある。

【ナショナルコーチングシステム】

.

☆“fun”damential

☆5〜8才、男女混合

→8〜9才で、男女差が出てくる

→そこから分かれてプレーしたり

.

・バスケ以外のことも

・教えることを学ぶ

・教えることをやる

・競争する

・勝つ

ちなみに、U12はポジション分けしない。

あまり考えない。ポジションレス。

 

6、特に教えたいコトは?

プレーの仕方ではなく、どういうプレーをするか

→選手に必要なのは、what よりも why

 

ボビーナイト氏の“モーションOF”について

(アメリカ、大学男子界のレジェンド指導者)

自身が最初は教えても、機能しなかった

→ 感じたことは、

『技術がないと、取り入れても難しい』

 

コーチとして大切にしていることは…

→ 常に成長する!

→選手とコミュニケーションをとること!

フィジカルトレーナーの方は…

タスクをこなすだけでなく、

選手とのコミュニケーションも大切に。

「どうすれば選手をより良くしていけるか?」

「自身が ストレスを与えすぎていないか」

トレーナーとして、最新の情報を

もっていることも大切。

7、ウォームアップ例

【ドリブルなし3on3】

※YouTubeに スクリーン指導ムービーもあり

https://youtu.be/KEaN9wj_2Wo

動いていない選手がいるときがあるが、

「どうすれば良いか分からない…」という

選手がいないように

 

スクリーンを使うことで、

スペースをクリエイトできる

→1人がスクリーンをした後、スクリーナーは

必ず スクリーンを使った方と逆に行く

→判断力も大切に

 

バスケットを教えるというより、

コンセプトを教えている!

→遊びの3対3だったのが、

3対3の中でスクリーンを使い、

スクリーンの後に反対側に向かう動きを加え、

ボールマンはキープし、

良いパスをすることを学んでいる

→得点を入れるように、設定していく

8、名言

コーチは『黒白でしか見えない』ときもある

→でも、グレーのときもある

(むしろ、グレーの時間は多い)

→そういうときには、

選手が考えることを大切にしている

思ったこと

ふ、深いコトバ…!

正解、不正解の2択ではない!

グレーもあるんだなぁ。

 

9、バスケットの楽しさとは?

バスケットはバラエティに富んでいるので、

色々あると思う。

例を出すと…

『コーチ目線では、パスが重要だと

思っていたメニュー』について。

2時間やりつづけたとしても、

楽しんでもらいたいと思った時に…

新鮮でクリエイティブでなければならない。

『メニューは、新鮮さと 楽しさを大切に』

 

(↓ 締めのメッセージ)

今回の話が、皆さんにとって

1つでもクリアになって、

前に進んでもらえたら幸いです

 

10、日本U15はゾーンDF禁止。どう思う?

良いことだと思う。

勝つためにはゾーンDFがあるが、

『成長のためにはどうなのか?』

 

カナダでは、20年以上前から、

リーグにより許可されていることもある。

(アメリカと試合をするチームなども)

※アメリカは、ゾーンDF禁止はない

 

ショットクロックない地域もあり

5才以下の場合、ある場所に入ったら、

DF無しでシュートにいけたり

 

ちなみに、カナダでプレーできるチームは、

学校でプレーするだけでなく、

選ばれた選手は別チームもある

…以上、10の内容でした!

読んでいただいたあなたにも

参考になれば幸いです(^^)

表情からも伝わるように

カービー氏の優しさがにじみ出ている

オンラインセミナーでした!

 

ユース指導をするときに、

『メニューは、新鮮さ&楽しさを』

いつでも振り返るべきコトバですね♪

 

おわりに

カービー・シィープ氏、情報はこちら!

★ツイッター

Kirby Schepp

★大学

Manitoba University

↓YouTubeにもいくつかあります!

https://youtu.be/foVcgiMlBbY

(これはシュートの解説!)

 

感想や質問・意見は、

お問合せページ←より待っています!

 

…では〜、今回はこの辺で♪

閲覧いただき、感謝いたします(^ ^)

 

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