アレックス氏に聞きました!〜スペイン・カタルーニャ指導者が見た日本〜

(読みおわり目安:3分)

(対象:アンダー世代 コーチ・保護者

こんにちは!もりもりです♪

…今回のテーマはこれ ↓

アレックス氏に聞きました!

〜スペイン・カタルーニャ指導者が見た日本〜

彼が 日本の生徒たちに 伝えたかったことは?

くわしくはのちほど…

 

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(あとがき)

→ 東京・品川区へ!

GW中に開催された

エルトラック 特別クリニック』へ♪

スペイン・カタルーニャより

アレックス氏が来日!

アレックス・テレス氏って?】

★スペイン・バルセロナ出身

 

★教師生活のかたわら、コーチ活動

 

★スペインで初の

パーソナルスキル・

シューテイングアカデミーを設立

 

カタルーニャ州代表(U12・14)を指導

という方ですっ!

→ 今回は2日間にわたって小中生徒を対象に

スペイン流オフェンス練習

というテーマで指導♪

練習内容・ムービーの様子は

エルトラックさん発信のレポートを!

こちらをクリック

→ この記事では

・もりもり&他コーチが質問したこと

・子どもたちへの声がけ

を元に、印象に残った“10の話”を書きます!

 

1、はじめに子どもたちとした約束

・分からないことがあったら、聞くこと

(混乱するような

考える要素の多いメニューが用意されていた)

 

・なぜこの練習をするのか理解し取りくむ!

 

楽しもう!

 

2、ドライブのイメージは“ザス”!

“ザス”とは、擬音のようなもの

(日本でいう、「ズバッ!」のイメージ)

 

いつ“ザス”するかを大切に

→ 道で信号をわたるときと同じ。

車が来ないかなって見たり、

どこにスペースがあるかを見つけること。

赤信号なら行けない。

 

(※45度、2カ所からの

ドライブメニュー中の声がけ。

子どもたちがスペースを

見ていないことに気づいたときに指摘)

 

3、スクリーンを教えるべき?

・カタルーニャでは、14才までは

ノースクリーン、ノーゾーンDF

(※日本ではU15は、ノーゾーンDF)

 

・まずはスクリーンを使わずに

自分でアドバンテージをとれることを学ぶべき

(※↑アド…:有利・優越・リードのイミ)

 

・14才からは、仲間を使う

スクリーンプレー学べると良い

 

・もちろん14才以下で

スクリーンを使っても上達できるが

その後に“自分でアドバンテージ”を

取れる力を身につけることは、難しいと思う

 

(※メニューの中では、スクリーンのような

仲間の合わせを使う動きはあった。

試合では使わないけど、

メニューには入れるんだなぁ)

 

4、練習内容を見つめ直しましょう!

・レイアップを1,000回打たせるのか

1,000個の状況で打たせるのかは違う

(もちろん後者がオススメ)

 

・もちろん、本当にまだ身についていない

初心者のような選手は、

実行練習から始めてあげること

→ できるようになってきたら認知・判断要素を

 

・とは言え、フォーカスしすぎない

→ スキルだけ、認知だけ、ではなく

→全てつながっているから

 

・練習中、プレー時間を計ってみるべき

→ 半分以下であれば、何か問題がある

(たとえば、2時間の練習ならば

1時間以上プレーしているべき、ということ)

実際に動いている時間が増えるように

工夫すべき(待っている時間を減らすなど)

 

5、日本とスペインの子たちの違いは?

・日本は初めてだから一概に言えないが

今回クリニックをしてみて感じたことを話す

 

・スペインの子たちは、もっと激しくやる

 

日本の子たちは、箱を作って

その中でおこなっているイメージ

(型にはまっている、ということかなぁ)

 

・スペインでは、8才の年代からも

“パス”などチームバスケットをしている

 

・今回会った子は、同じ子でも

“10”がマックスのスキルだとすれば

ドリブルが8パスが2など、その差に驚いた

(ドリブルスキルは高い、

パススキルは低いということかなぁ)

 

6、練習の頻度・年間計画は?

週3日、1時間30分

 

・練習前に、週3日間は

フィジカルトレーニング(1時間)をしている

 

・シーズン(年間)通しておこなう

骨格となる練習は、7・8種類あり

 

・どのような工夫、負荷を入れるかなど

肉づけのしかたは色々

 

7、時間スケジュールは決めない

(メニューは何分やるべき、という質問に対し)

・時間を決めるコーチはいるが、

わたし自身は決めない

 

・おこなったメニューが選手たちにとって

簡単だったり、難しかったりするから。

その都度工夫するようにしている。

 

8、メニューの組み方、これは良くない…

機械的にドリルをつくり出すのはよくない

 

・ゲームで起こりうることを抜き出すべき

 

・ゲーム中は何が起こるか分からない(カオス)

 

・例えば、オフェンス練習ならば

“自由に動くヘルプDF”を

入れたりという工夫を入れても良い

 

9、みんなは自分自身のコーチになれる

・コーチに言われる以外にも、

自分にできることはたくさんある

 

ベストをつくすことを心がけよう!

 

・ベストを尽くすと、上手になるだけでなく

コートで何が起こっているか分かるようになる

 

10、“勝ち”と“成功”は違う!

・U14世代は

勝ち負けで浮き沈みしないことが大切

 

“ベストを尽くしたかどうか”に

モチベーションをおくと良い

 

・もちろん試合では、勝利を目指す

 

・しかし負けたとしても

「オレらはやることやった。

相手が強かったんだ。」と思うこと

 

・スペイン保護者にうるさい人はいる!笑

 

・保護者に言われても、選手たちは負けても

ずっと落ち込むことはなく

ベストを尽くしたからすぐに切り替えている

(ベストを尽くすこと=成功ということかなぁ)

…以上“10”の話でした!

指導者・保護者の皆さん、

参考になれば幸いです♪

子どもたちにバスケットを

より楽しんでもらえるように

指導していきましょう(^^)

 

この学ぶ機会を与えていただいた、

エルトラックさんに改めて感謝です!

 

おわりに

このHP検索ラン(ページ下部)で

『聞きました』と検索すると、

過去のインタビュー集が見れますよ♪

ブログ、お楽しみくださいね!

 

感想や質問・意見は、

お問合せページ←より待っています!

 

…では〜、今回はこの辺で♪

閲覧ありがとうございます(^ ^)

 

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★ここまでお読みいただき

ありがとうございます!★

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